熊野神社

所在地 取手市高須3711

所在地は取手ですが、立地場所はほぼ龍ケ崎市域。取手市高須と龍ケ崎市高須町両方の鎮守です。

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天正3(1575)年3月創建。祭神は伊弉冉命(いざなみのみこと)・速玉男命(はやたまのおのかみ)・事解男命(ことさかおのみこと)で、紀州熊野神社より分祀されました。旧高須村の守護神として広く尊崇され、七日間夜参りして願をかけると必ず叶うといわれています。

社殿は神明造の本殿と入母屋造の中殿、拝殿で構成されていて、拝殿正面の扁額には熊野宮とあります。社殿の建築時期は不明ですが、棟札に寛永5年から現在まで10回もの修繕が記録されています。本殿には創建時に彫刻された神体鏡、男神・女神・子神が収められています。

境内にはかつては大日堂が建っていて、神事に関する集会所として利用されていました。大日堂は寮と呼ばれていて、昭和27年まで寮坊主が住んでいました。寮坊主は葬儀の後の念仏をあげ、盆の時には経をあげて各家から二合ぐらいの米を貰って生活をしていたそうです。

そのほか境内には尾鑿山(おざくさん)大権現の石祠(寛政12年、1800)、新四国第三番大師様(文政8年、1825)その札所塔(天保2年、1831)、二十三夜塔(寛政11年、1799)、同じく二十三夜塔(元禄16年、1703)、金毘羅大権現の石祠(享保3年、1718)、氏神社の石塔(昭和3年、1928)、境内一番奥は稲荷大明神が祀られていて石祠(安永2年、1773)と鳥居(平成14年、2002)があります。その左に大日如来像(宝暦13年、1763)が鎮座しています。なお。灯籠は文政年間(1818-30)建立のものがありましたが、近年新しいものに交換されました。