鹿島神社

所在地 龍ケ崎市塗戸町996

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弘安4年(1281)元の襲来に備え、村人が鹿島の大神の分霊を奉祀して国難克服を祈ったと伝えられています。祭神は武甕槌大神(タケミカツチノオオカミ)で、 雷神、剣の神、武道の神様でもあります。鹿島神社は龍ケ崎市域で1番多い神社で11社あります。同じ茨城県下に所在する鹿嶋市の鹿島神宮の影響と考えられます。

社殿は元禄5年(1692)に造営されたそうです。上塗戸の鎮守で、明治8年(1875)塗戸村の村社に列格しました。ちなみに下塗戸の鎮守は熊野神社になります。

明治15年火災のため社殿を焼失、その後再建されました。

神社合祀令(明治39年)により、明治41年(1908)、村内無格社の五十瀬神社(大日霊尊-おおひるめのみこと)、白羽神社(長白羽命-ながしらはのかみ)、厳島神社(市杵島姫命-いちきしまひめのみこと)、鷲神社(天日鷲翔矢命-あめのひわしかけるやのみこと)、宇賀神社(豊宇気毘売命-とようけびめのかみ)、明治43年(1910)愛宕神社(火産霊命-ほむすびのかみ)を合祀しました。

なお、この合祀を快く思わなかった人たちによって、昭和58年(1983)長白羽神、市杵島姫命など6祭神を祀る長峰神社が白羽3丁目に創建されました。

祭礼はカシマ祭りといい、現在は10月15日に近い日曜日に行われます。上塗戸の東坪、西坪、宮下坪、台坪の4つの坪が交代で当番を担当し、祭りの当日は「奉納鹿嶋大明神」という鹿島様の幟を神社に立て、鳥居に大注連縄を付けます。そして神主により玉串奉典が行われます。また、正月20日にはオピシャが行われています。

境内社に金毘羅大権現、天満宮、三峰神社、大杉神社、そのほか二十三夜塔、疱瘡神が祀られています。また入口付近には坪ごとの道祖神が祀られています。道祖神はこの地方ではドウロクジンと呼ばれ、村の入口や道の辻などに祀られ、疫病や悪霊の侵入を防ぐ役割、行路の神や性の神、子供の守護など、様々な性格を持ちます